LPとCRMの連携でリードを“取りっぱなし”にしない!成約率アップの秘訣とは?
「LP(ランディングページ)からの問い合わせはあるけど、その後が続かない」
「顧客情報は集まるけど、活用できていない」
こうした悩みは、実は多くの中小企業に共通する課題です。
小規模なITサービス会社やECサイト、飲食業を営む企業にとって、広告やSEOでLPへの集客に成功しても、その後のフォローが曖昧だと、せっかくの見込み顧客を失ってしまいます。
そこで鍵になるのが、「LPとCRMの連携」です。CRM(顧客管理システム)を活用し、LPで獲得したリードをきちんと追いかける仕組みを作ることで、少ないリードでも成約率を大きく高めることが可能になります。
LP×CRM連携がもたらす3つのメリット
1. リード情報を“そのまま”営業資産にできる
LPに設置した問い合わせフォームや資料請求フォームから得られた情報を、自動でCRMに登録することで、「営業が対応しやすい状態」で情報が蓄積されます。
たとえば、以下のようなデータがCRMに蓄積されれば、営業はスムーズにアプローチできます。
- 氏名・会社名・メールアドレス
- 問い合わせの内容や関心のあるサービス
- LPのどのページから来たか(広告、SNS、SEOなど)
- どのタイミングで送信されたか(行動履歴)
これにより、「リードの見える化」が実現し、営業担当の判断材料が増えます。
2. タイミングを逃さない自動フォローが可能に
CRMを活用すれば、LPからのリード獲得後、以下のような自動フォローの仕組みを構築できます。
- 資料請求直後に自動メール送信(PDFリンクやお礼文)
- 3日後に「お困りごとはありませんか?」といったフォローアップメール
- 一定期間反応がない場合の再アプローチ通知
これらはすべて事前に設定しておけば自動で行われるため、限られた人手でも抜け漏れなく、リードとの関係構築を進めることができます。
3. どのLPが成果につながったかが“見える化”する
複数の広告施策やLPを展開している場合、CRMと連携することで、以下のような分析が可能になります。
- どの広告経由のLPが最も問い合わせにつながったか
- どのLPから来たリードの成約率が高いか
- 地域、業種、会社規模などによる傾向の違い
たとえば、Google広告から流入したAというLPはCVRが高いが、SNS経由のBというLPからは成約が少ない――というように、“どこに注力すべきか”の判断がデータで行えるようになります。
小規模企業が始めやすいCRMツールとは?
CRMというと「高そう」「難しそう」と感じるかもしれませんが、最近は中小企業でも導入しやすいツールが増えています。
- HubSpot CRM(無料版あり):シンプルで使いやすく、LPフォームとの連携も簡単
- Zoho CRM:小規模ビジネス向けプランあり。コストパフォーマンスが高い
- kintone:自社に合わせた柔軟なカスタマイズが可能
- Salesforce Essentials:世界標準の信頼性とサポート体制
どのツールもLP側のフォームから情報を取り込み、CRMに連携する設定が用意されています。初めは無料プランやお試し期間で、少しずつ使い慣れていくのがおすすめです。
成約率アップには“つなぎこみ”が必須
LPの役割は「リードの獲得」ですが、その後にしっかりCRMで追いかけなければ、“取りっぱなし”で終わってしまいます。
せっかくコストと手間をかけて集めたリードをムダにしないためにも、「LP→CRM→営業」までの一連の流れを作ることが、成約率を上げる近道です。
まずは今のLPから得られているリードを、どれだけ活用できているかを見直してみてください。そして、CRMの導入や連携を通じて、マーケティングと営業の連携を強化する仕組みを少しずつ整えていきましょう。
売上は、「問い合わせ」ではなく、「成約」から生まれます。LPとCRMをつなげることで、その成果は確実に近づいてきます。
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